ミランは7日のセリエA第14節で、ジェノアに敵地で0−1と敗れた。フィリッポ・インザーギ監督は暗い表情ながら、次のように話している。

「いくつかのチャンスを無駄にしたことを悔いることはできない。もちろん、(ルカ・)アントネッリのゴールの前に(ジェレミー・)メネスが得点していれば、試合は違うものとなっただろう。でも、誰かの責任にするのは好きじゃないんだ。むしろ、セットプレーで軽率な失点をしたことが問題だよ。我々は反撃した。だが、ピッチでの結果を受け入れよう。ジェノアに賛辞を送るよ」

「飛躍するためには、まだ何かが足りない。リードできなかったのが悔しいというのはある。袖をまくって頑張ろう。次はナポリ戦だ。厳しい試合になる。(リッカルド・)モントリーヴォ? 長期離脱から戻ったところなのに、彼は良い試合をしたよ。恐れもなかった。彼には満足している。大きな手を我々に貸してくれるだろう」

「今のミランの価値? 再建に時間がかかることは分かっていた。今はゴール前での決定力が足りない。だが、こういった敗戦からも良い兆しを引き出すことはできるんだ。(ジャンパオロ・)パッツィーニ? 彼を選んだのは、爆発してくれるかもしれなかったからだよ。今はチーム全体がそろうことが大事だ。ナポリ戦、ローマ戦とあるからね。それが終わってから、どうなっているかを見よう」