独ブンデスリーガ、ヘルタで活躍中のDFジョン・ブルックス。今回のW杯では母国アメリカ代表として戦っているのだが、決勝ゴールを決めた彼に対するネット上でのバトルがすごいと話題だ。

6月16日(日本では17日)に行なわれたグループGのアメリカ対ガーナ戦。開始から1分でアメリカのクリント・デンプシーが先制点を決め、後半37分にガーナのアンドレ・アイェウがゴール。このまま試合は引き分けかと思われた直後、後半41分にブルックスが1点を追加し、アメリカを勝利へと導いた。



勝利の立役者となったブルックスだが、その直後からウィキペディアの編集合戦がスタート。中でも“ブルックスとは”という項目は何度も書き換えられる事態となった。

1度目の編集では「ブルックスは素晴らしく、アメリカ対ガーナ戦の救世主となった」と愛国者的な表現だったが、2分後には歴代の政治家やスターと同じ扱いに。

2014年のW杯でガーナを相手に決勝ゴールを決めたことで、ブルックスは今やジョン・F・ケネディ(米元大統領)やチャック・ノリス(アクションスター)、そしてエイブラハム・リンカーン(米元大統領)と同格だ

それから3分後には、「人類の神だ」と、神に昇格してしまったが、編集者もさすがにこれはやりすぎたと思ったのか、わずか1分後に「英語に次ぐ、アメリカからの最高の輸出品だ」という表現に改められた。

なお、現在(日本時間6月18日午後2時30分)はそういった表現は姿を消し、「決勝ゴールを決め、2対1で(アメリカを)勝利に導いた」とシンプルなものになっている。



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John Anthony Brooks−WIKIPEDIA

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