安藤曰く、トリノ五輪の衣装は「大人の事情」 (C) 岸本剛/フォート・キシモト

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日本テレビ「月曜から夜ふかし」(3日放送分)には、先のフィギュアスケート全日本選手権を最後に現役引退を表明した安藤美姫が出演、番組レギュラーのマツコ・デラックス、村上信五とトークを繰り広げた。

「マツコさんにお会いしたくて」という安藤に対し、「元来フィギュア好き」というマツコは「ずっと見てます。トリノの攻め過ぎちゃった衣装とかね」とフィギュア好きをアピール、安藤も「あれは大人の事情があって・・・」と苦笑いを浮かべた。

そんな安藤は自身の人生を「ずっと厄年みたいな感じ」と表現することで笑いを誘う。だが、マツコも「良いことと悪いこと、辛いことがいっぺんに来るような人よね。だから、この人は面白い」と分析、安藤もまた「平坦な道よりも今の自分の人生は好き。色んな方の人生感覚ってあると思うんですけど、波があるから人生だし、どんな人にも波があると思うんですよ。だから自分の人生は結構好きですよね」と振り返った。

さらに、「こういって、こういって、こういって」と、手でどん底に落ちていく過程を表現した安藤は、トリノ五輪で注目を浴びるが故にファンやマスコミから心無いバッシングを受けた過去についても触れ、「言われることって愛されているから、意味があると思うんです。興味がなければ中傷もないですし、ファンの方もいないと思う」と前置きすると、「トリノの後に中傷の手紙とかも全部目を通した。こういう風に捉える方もいれば、“4回転挑戦してくれてありがとう”って言われる2つのパターンがあるんだって気付いた時に、両方応援してくれているのかなって(と気付いた)」と語る。

実際、この経験によって精神的にも大きな成長を遂げたという安藤。この話を聞いたマツコは「次の年からいきなり女王になって生まれ変わったんだからね」と、自分のことのように胸を張った。