離婚を発表してから、「体調不良」で公の場に出てこないタレントの矢口真里(30)。彼女は休んでいる間にレギュラー番組を降板したことから、次第に芸能界での立場が厳しい状態になりつつある。そこで自他共に“復帰の専門家”と認めるタレントの中西モナ(37)が、自分の経験をある番組で語った。

中西モナは朝日放送を退社後フリーとなり、オフィス北野に所属。2006年9月に人気報道番組のキャスターに抜擢されるも、写真週刊誌に不倫現場の写真を掲載され、すぐに番組を降板。たった5日間の出演でのスピード降板は、大スキャンダルに発展したのだ。

その中西が、6月15日放送の『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)に出演した。番組では勝手に、矢口真里の芸能界復帰のタイミングについて妄想トークを繰り広げた。

中西の場合、復帰第一弾となったのは翌年の正月バラエティ番組である。彼女はその番組で、スイカの被りものの姿で司会を務めたのだ。彼女は「被りもののアイディアは、(ビート)たけしさんからだと聞いている」と話していた。だがこの被りもの作戦は、バラエティ番組の常連だった矢口ではインパクトがない。単なる“悪ふざけ”で終わってしまいそうだ。

では昔からよくある、セクシーグラビアなどでの仕事復帰はどうだろうか。すると中西は「なぜ男性は、脱ぐことで許すんですか?」と不思議そうにつぶやく。だが被りものの姿でテレビ番組に出演するのも、紙面で肌を露出するのも目的は同じだという指摘が他の出演者からあった。どちらも世間に、“本質から目を逸らしてもらうため”の手段だというのだ。

もうひとつの方法は、元・モーニング娘。のメンバーらによる矢口の復帰コンサートだという。しかしこの案は、メンバーとファンが同じ気持ちを共有して矢口を迎えるということが大前提である。世間の矢口に対する厳しい風当たりを考えると、実現は大変難しいかもしれない。

テレビ番組で復帰する場合は、番組の内容もさることながら司会者の力量も影響するだろう。過去にこの『たかじん胸いっぱい』を、復帰第一弾に選んだ芸能人は多いという。古くは東国原英夫議員、北野誠そして青田典子などがいる。しかし彼らの傍らには必ず、やしきたかじんが司会者の席にいたはずだ。残念なことに頼みのたかじんも、体調を崩して休養中である。果たして矢口はどんな方法で、芸能界復帰を考えているのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)