北京オリンピックのときにしばらくストッパーがいなかったことがありましたが、あれはあくまで期間限定であって、時期を過ぎれば戻ってきてくれましたが、今回はいつ終わるともしれないだけに恐怖を感じます。

やはりジャイアンツ先発・ゴンザレスは、なかなか打てそうなところにボールが来ず、完全に攻略することはできませんでした。

チェンもよく投げましたが、途中球数をずいぶん投げさせられたこともあって握力が抜けてしまったのか、落ちが悪かったフォーク?を大村にヒットされてしまい均衡を崩されてしまいました。

9回に何とかかんとかつないで、和田の間一髪の内野安打で同点に追いつき、延長に突入したまでは良かったんですが。

詰まるところは岩瀬の信頼感の低さで、結果的に継投が後手に回り、きょうも粘って引き分けに持ち込むことができずにサヨナラ負けを喫してしまいました。これで岩瀬絡みで引き分けが負けになってしまったゲームは今月3度目ですか。もちろん起用する側の責任もあるわけで、全てが全て岩瀬の責任じゃないんでしょうけどねぇ。

ストッパーはゲームの一番最後に出てくるピッチャーですけど、そこがまずしっかり定まってないと、投手陣全体がこれほどまで歪んでくるとは。少なくとも落合監督になってからはこういう経験はなかったので、久々にこの感覚を体験させられてますね。

均衡したゲームを着々と引き分けに持ち込む首位スワと、そうできずにこうしてもがき苦しむドラ。この据わりの悪さを解消しないことには、その差は開く一方となってしまう気がしてたまりません。これでペナントレースはオールスター休みに突入しますが、来週の明けからの戦いで、そのへんがどうなっていくのか気になります。


さて、そんなわけでこれにてペナントレースは前半を終了し、オールスター期間に突入しますね。まずあすはフレッシュ球宴ということで、出場するドラの選手たちは何か持って帰ってきてほしいですね。