リヴォルノMFアントニオ・カンドレーヴァのユヴェントス移籍が、日に日に可能性を高めている。ウディネーゼが保有権を持ち、現在はリヴォルノでプレーしている同選手の代理人フェデリコ・パストレッロ氏が、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように認めた。

「パーセンテージは言わないけど、私は楽観的だよ。少し善意があれば、交渉はうまくまとまるはずだ。ユーヴェが関心を抱き始めたのは、数週間前というところかな。ただ、とても水面下でのことだけどね。私も、数歩前進したと思う。だが、すべてが確実だと言うのは行きすぎかな。ウディネーゼがリヴォルノから彼を戻させ、それからユヴェントスに売却しなければいけないからね。3つのクラブが関わっているから、このビジネスは難しいんだ」

また、パストレッロ代理人は「隠しても意味はない。どんな選手だって、ユヴェントスへ行くためなら何でもするよ」としたうえで、「ユヴェントスが買い取るオプションをつけて、レンタル移籍することが、唯一の可能な形だと思う。売り手も買い手も正しい値段でやれるようにね。その意味で、これが唯一可能な道なんだ」とコメント。次のようにもつけ加えた。

「アントニオに正しい評価額をつけるのは、非常に難しいことなんだ。選手にやれることだけで金額を決めるなら、1300〜1500万ユーロ(約16億9000万円〜19億5000万円)が正しい金額だろう。でも、彼はまた、一部のパフォーマンスを確立する必要もある。リヴォルノでそうするのと、ユヴェントスでそうするのは違うことなんだ。彼は自分の価値を示さなければいけないんだよ」

「(ユーヴェのスポーツ・ディレクター)セッコとは会っている。カンドレーヴァにユヴェントスは関心があるんだ。これから進展があるかどうかを見てみよう。ただ、私は楽観的だよ」