住宅ローン専門金融機関アルヒ(東京都港区)は2018年12月12日、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)で選ぶ「本当に住みやすい街ランキング」を発表し、栄えあるグランプリに東京・赤羽が選ばれた。


JR赤羽駅

住環境や交通利便など5つの項目から選ばれるこのランキングで見事1位に輝いた「赤羽」。しかし、この結果に「東京都北区赤羽」などで知られる漫画家の清野とおるさんがツイッターで意味深なヒトコトを呟いた。

生まれ変わった赤羽

今回のランキングで赤羽は、

「利便性が良く、庶民性もあり駅周辺の再開発計画によりさらに活気がある街になることが期待できる」

との理由で選出された。

確かにJR赤羽駅は埼京線や宇都宮線など多数の路線が乗り入れる。駅前も東口には古くからの商業地が多くあり、西口には大型スーパーやマンションが建ち並び、埼玉県の片田舎に住む筆者から見れば、悔しいけれど憧れのようなものを抱いてしまうほどだ。

しかし、この結果に意味ありげな発言をした人がいる。人気エッセイ漫画「東京都北区赤羽」などで知られる漫画家の清野とおるさんだ。漫画にもなった赤羽に居を構える清野さんは2018年12月12日、自身のツイッターで、こうつぶやいた。

東京都北区赤羽」では自称アーティストのホームレス女性のペイティさん、フィクションのような人生を歩む「ちから」のマスターら風変りだがドラマティックな生き方をする人物が登場する。そういった方々への愛情を考えると、確かに素直には喜べないランキングかもしれない。

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といった反応を寄せている。