銀メダルを獲得した宇野昌磨【写真:Getty Images】

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ソチ五輪銅ワグナーが熱烈ツイート「みんな、私のショーマへの愛を知っているわね」

 平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)は206.17点をマークし、合計317.85点を獲得。宇野昌磨(トヨタ自動車)も306.90点で銀メダルを獲得し、日本フィギュア史上初のダブル表彰台に貢献した。恐れ知らずの強心臓ぶりを発揮した20歳に対し、ソチ五輪団体戦銅メダリストの美女スケーターが“Shoma愛”を炸裂させ、話題を呼んでいる。

 ベビーフェイスの19歳が、恐れることなく、己を貫いた。トリノ五輪で荒川静香が金メダルを獲得した名曲「トゥーランドット」に調べに身を委ねた宇野。冒頭の4回転ループで転倒したが、そこから崩れなかった。続く4回転フリップの着氷を決め、力強く演技を締めくくった。

 羽生にこそ届かなかったが、合計306.90点をマークし、銀メダルを獲得。そんな宇野の躍動を見守っていたのは、ソチ五輪団体戦銅メダリストのアシュリー・ワグナー(米国)。自身のツイッターで実況解説を続け、最終滑走で宇野の出番を迎えると気分が盛り上がったようだ。

「みんな、私のショーマへの愛を知っているわね」とつぶやくと、海外のファンは「私も」「同感」「固唾をのんでいます」と次々に賛同の声が。そして、演技中も熱いメッセージは続いた。

愛のあふれる宇野へのエール「お願い、輝いて」「そうよ、ベイブ」

「お願い、輝いて。クロスオーバーでは五輪のメダルは取れないのよ」と注文をつけたかと思えば、「そうよ、ベイブ」と気持ちの込もったエールを送り、最後は「ショーマ、ありがとう」と感動を届けた宇野に感謝し、ファンから多くのコメントが相次ぐなど、話題を呼んでいた。

 ワグナーといえば、全米選手権を3度制覇した実力者。2大会連続の五輪出場権は逃したが、美しいスケーティングに日本にファンも多い。団体戦の女子SPで宮原知子(関大)の得点が伸びなかった際も「サトコのプログラムが好き。彼女の美しさや優雅さを留めながら、シャープさ、強さも表現している」と称賛していた。

 女子フィギュア界の美しき名スケーターからも熱視線を注がれた宇野。金メダルにこそ届かなかったが、堂々たる演技は日本のファンのみならず、心をときめかせたようだった。(THE ANSWER編集部)