OPPO JapanがSIMフリースマホ「R11s」を発売へ!

OPPO Japanは22日、中国メーカー「OPPO(オッポ)」が日本市場に参入すると発表し、すでに一部報道があったように2018年1月31日(水)に発表会を開催すると案内しています。

また合わせて日本市場にOPPOの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「OPPO R11s」をSIMフリーとして販売するとのこと。価格や発売日などの詳細については1月31日に明らかにするということです。


OPPO(アルファベット表記「Guangdong OPPO Mobile Telecommunications」、漢字表記「広東欧珀移動通信」)は2004年に設立されたメーカーで、2008年に携帯電話端末事業に参入し、着実に力を付けて特にここ数年は一気にシェアを伸ばし、2017年の販売台数シェアでは中国で1位になったほか、中国以外でもインドネシアなどでも人気となり、アジアで1位(Counterpoint調査)、グローバルでも4位(IDC調査)となっています。

これまでにも日本市場に参入する動きが見られることをお伝えしてきましたが、今回、発表会に先駆けてティザーに近い形で日本参入とOPPO R11sを投入することが発表されました。


OPPO R11sは同社のフラッグシップスマホで、流行りの縦長画面を採用した“ほぼ全画面デザイン”を採用し、アスペクト比9:18の約6.0インチフルHD+(1080×2160ドット)有機ELディスプレイやSnapdragon 660(オクタコアCPU)、4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、3205mAhなどを搭載。

またOPPOの人気の理由となっているカメラ機能に力が入れられており、背面には約2000万画素と約1600万画素のデュアルレンズリアカメラ(F1.7)を搭載し、前面も約2000万画素フロントカメラ(F2.0)を搭載しているのが特長です。

グローバル版ではOSがAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)ベースの「ColorOS 3.2」を搭載。日本参入に向けてどの程度カスタマイズされているかなど、1月31日に詳細が発表される予定です。


OPPO Japanでは日本市場参入に合わせてTwitterやFacebook、Instagramなどの各SNSアカウントを開設。またOPPO Japanの代表取締役会長にはOPPOのインドネシア市場での成功を導いた李杰氏が就いているほか、取締役にはエミライ代表取締役社長で、OPPO Digital Japan代表取締役社長を務める河野謙三氏が就いています。

社員数は2017年11月8日の設立時に23人となっているものの、2018年度末までに200人規模に拡大する予定だということで、人材募集ではNTTドコモなどの大手携帯電話会社向けの営業も募っており、SIMフリー市場に加えて携帯電話会社向けにも納入する方針であることが判明しています。

OPPO Japanの公式Webサイトでは代表取締役社長の宇辰氏のメッセージとして「将来、OPPO Japanの各スタッフが真に日本市場に根を下ろし、より多くのスタッフが日本語を話し、日本文化を理解するようになってほしいと願っております。そして、日本人が大多数を占める現地化チームを作り上げたいと考えています。」とあり、今後、日本市場向けに特化した機能などの対応にも期待が持てるところではないでしょうか。

記事執筆:memn0ck


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