ルーニーが13年ぶりの古巣エヴァートン復帰!…マンU、レジェンド退団を発表

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 マンチェスター・Uは9日、イングランド代表FWウェイン・ルーニーがエヴァートンに移籍することをクラブ公式サイトで発表した。

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 マンチェスター・Uのレジェンドが13年間過ごしたクラブに別れを告げ、2004年以来となる古巣エヴァートンに復帰することが決まった。エヴァートンはルーニーと2年契約を締結したことを発表。イギリスメディア『BBC』によると、マンチェスター・Uは移籍金を要求せず、さらに同選手の年俸1300万ポンド(約19億円)の一部を負担するという。

 現在31歳のルーニーは地元クラブのエヴァートンの下部組織出身で、2002年8月17日に16歳の若さでトップデビュー。翌2003年には17歳でイングランド代表デビューも果たした。

 2004年にマンチェスター・Uへ移籍すると、9月28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のフェネルバフチェ戦でハットトリックを達成し、鮮烈デビューを飾った。2005−06シーズンにはリーグカップ制覇に貢献し、自身初のタイトルを獲得。翌06−07シーズンには自身初のプレミアリーグ優勝を果たした。

 背番号「10」に変更した07−08シーズンはリーグ戦とCLの2冠達成に貢献し、08−09シーズンはFIFAクラブワールドカップ優勝とリーグ3連覇の立役者となった。翌09−10シーズンはリーグカップ連覇に導き、伝説的なオーバーヘッドキックを見せた10−11シーズンと、日本代表MF香川真司(現ドルトムント)が加入したアレックス・ファーガソン元監督ラストイヤーの12−13シーズンにもリーグ優勝を果たした。2014年からはマンチェスター・Uとイングランド代表でキャプテンに就任した。

 マンチェスター・Uでは13シーズンにわたり活躍を続け、プレミアリーグ5回、リーグカップ3回の優勝を経験。FAカップ、CL、ヨーロッパリーグ、クラブW杯を1回ずつ制覇している。公式戦には通算559試合出場し、253ゴールをマーク。レジェンドであるボビー・チャールトン氏の記録を塗り替えて、クラブ最多得点記録を樹立し、名実ともにレジェンドとしてクラブ史に名を刻んでいる。