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また、気泡緩衝材(梱包などに使われるビニール製の「プチプチ」)タイプの断熱シートもあります。水貼りできるタイプもありますが、ふつうの気泡緩衝材を両面テープで貼る方法もあります。

ただし、気泡緩衝材タイプのものは、貼りっぱなしにしておくと2年くらいでビニールがボロボロになるため、再び貼り替える必要があるのが欠点です。

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「断熱シートやプチプチを水や両面テープで貼るのなんてめんどう!」という人には、「節約術その2」で使ったような、うすいアルミの断熱シートをカーテンに付けるという荒ワザもあります。

文房具のダブルクリップを使って、アルミシートをカーテンの一番上の布のところに10cmくらいの間隔で留めていくのです。

見た目も悪く、カーテンを開け閉めするときにゴワゴワしますが、一間くらいの幅のカーテンなら10分くらいで取り付けられますよ。
節約術その4:窓のカーテン対策(隙間をタオルやクッションで防ぐ)
カーテンと床の間にすきまがある場合には、隙間から熱が逃げてしまい、また、カーテンレールの上にはどうしても窓ガラスとカーテンの隙間ができてしまいます。

そこでご紹介したいのが、これらの隙間にバスタオルやタオルケットなどを載せたり敷いたりしながらふさいでいく方法です。

床とカーテンの隙間なら、100円ショップで30cm角くらいの大きさのクッションを買ってきて床に並べてもOKです。

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以上のような工夫をすれば、エアコンやストーブをつけてもすぐ部屋があたたまり、消してもなかなか熱が逃げないため、暖房をつけておく時間が短くなります。

簡単でお金もあまりかからない方法ばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。

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<プロフィール>

おおいみほ

ファイナンシャルプランナー(AFP)/二級ファイナンシャル・プランニング技能士

銀行にて、預金商品やローン商品、クレジットカード商品のマネジメント業務を経て、現在はウェブサイトなどのマネー関連記事の執筆、個人投資家として活動中。

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