中国移籍が目前で破談となったブラジル代表FW「給与が保証されなかった」

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのブラジル代表FWルイス・アドリアーノは、中国スーパーリーグ・江蘇蘇寧への移籍が実現しなかった理由を明かした。イタリアメディア『Calciomercato.com』がコメントを伝えた。

 先日自身の公式インスタグラムで中国に飛んでいることを明かし、移籍に向けた交渉が行われていることを示唆していたL・アドリアーノ。

 移籍金は1400万ユーロ(約17億8000万円)でクラブ間合意に達し、メディカルチェックも受け、労働許可証の問題も整理されていたと伝えられているが、最終的には交渉が決裂した。

 この理由についてはL・アドリアーノがより多くの給与を求めたという推測が行われていたものの、イタリアに戻ってきた彼はそれらが真実ではないと話した。

「誰もが話しているものは真実ではない。僕は中国に移籍するに当たって、より多くのお金を求めてはいない。現実は、僕の給与が保証されていなかったことだ。彼らはその額を支払いたくなかった。僕はこの道では働けなかったし、それが交渉決裂の理由だ」

 なお、江蘇蘇寧はローマのコートジボワール代表FWジェルヴィーニョ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのコロンビア代表MFフレディ・グアリンの獲得に向けても動いており、今後交渉が進んでいくものと考えられている。

(記事提供:Qoly)