マリオ・バロテッリを批判する人物が新たに現れた。パオロ・ディ・カーニオ氏だ。

リヴァプールで構想外となり、重要なクラブからのオファーがなく、キャリア最悪の時期にあるバロテッリについて、ディ・カーニオ氏は『TalkSport』で次のように述べている。

「監督として、私なら彼には決して自分のチームにいてほしくない。チームの一員になるということは、チームメートと一緒に、チームメートのためにプレーするということだ。良い瞬間も悪い瞬間も分かち合うということだ。彼はそれをしていないと思う」

「多くの指揮官が彼を変えようと努めてきた。(ロベルト・)マンチーニはサッカーにおける彼の父親だが、今は彼もインテルにバロテッリを加えることを望んでいない」

「(ジョゼ・)モウリーニョは最初から分かっていた。彼は選手たちを読むのがうまい。そして、この男を変えることはできないと言っていた。

「今のバロテッリは25歳だ。自分で変わらなければいけない。自分を助けてくれる別の誰かに期待していてはいけないんだ」

「彼の頭の中には悪魔がいるんだよ。彼はまだ若い。フィジカルが強いし、とんでもないアスリートだ。だが、その計り知れないポテンシャルを決して使うことができていない」

「彼はたまに、サッカーとは『オレがボールを持ち、オレがああやって活躍し、チームメートたちはオレのために走る』ものだと思っている。違う。サッカーとは犠牲だ。サッカーとはチームメートたちとの絆だ。ピッチでは力を惜しんではいけないんだよ」

「私は、彼が遅かれ早かれそのクオリティーを示せるようにと願っている。だが、それはとても難しいことだろうとも思っているよ。彼はSNSに時間を使いすぎで、まるで有名になるためにサッカーを使っているかのようだからね」