300年も語り継がれてきた健康書から現代の私たちが学ぶことも多い(写真:Luce/PIXTA)1713年に出版されて以来、日本で最も広く・長く読み継がれてきた健康書の古典『養生訓』。著者の貝原益軒(かいばら・えきけん)が儒学や仏教、武士道の精神を踏まえながら、よりよい養生術を模索して書き上げたもので、当時ベストセラーになったのみならず、その後も解説書や現代語への編訳が続いています。300年も前の健康書がなぜ語り継が