自分は一度死んだので、刑を満了しており釈放されるべきだーー。アメリカの裁判でそんな驚きの主張が展開された。AFP通信(11月9日)によると、仮釈放なしの終身刑で服役していた男性は、2015年に敗血症で危篤状態となり、搬送先の医療機関で5度にわたる蘇生処置を受けた。その後の治療で回復し刑務所に戻った男性は、「自分は一時的に死んだのだから、刑を満了している」として、2018年に釈放を求めた訴訟を起こしたという。男性