スペースXの大型ロケット「スターシップV3」、試験飛行を完了 宇宙船もブースターも制御された状態で着水

(CNN)米民間宇宙企業スペースXは24日、大型ロケット「スターシップ」の試験飛行を完了した。先週の試験では、離陸時に複数のエンジンが点火せず、打ち上げが中止されていた。
今回の試験飛行は「フライト13」と呼ばれる。いくつかの重要なハードルをクリアした後、スターシップの上段を構成する宇宙船がインド洋に制御された着水を行い、試験終了となった。ロケットブースターの「スーパーヘビー」は飛行開始から2分後にスターシップから分離し、制御された状態でメキシコ湾に着水した。
フライト13は「V3」と呼ばれる現行のスターシップで2回目の試験飛行となった。5月に行われたスターシップV3の初飛行では、エンジンの停止が相次ぎ、ロケット本来の性能を発揮できていなかった。
スペースXには、来年予定される米航空宇宙局(NASA)の重要な試験飛行に向けてスターシップの準備を整えるよう、強いプレッシャーがかかっている。この試験は次なる月面着陸への足がかりとなる可能性もある。
今回の飛行はスペースXの上場後、初めての試験飛行でもあった。スペースX株は先週の打ち上げ中止を受けて売り込まれ、今も新規株式公開(IPO)時を下回る価格で取引されている。
