「馬鹿げたタックルだ」アルゼンチン代表MFの“愚行”に英レジェンドが苦言!W杯決勝で退場…「本当に愚か」「チームに多大な代償を」

【FIFAワールドカップ2026】スペイン代表 1−0 アルゼンチン代表(日本時間7月20日/ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)
【映像】相手を宙に吹き飛ばす「馬鹿げたタックル」(実際の様子)
ワールドカップ決勝という大舞台で起きたまさかの退場劇に、海外メディアやレジェンドたちからも厳しい声が相次いでいる。
アルゼンチン代表は日本時間7月20日、FIFAワールドカップ2026の決勝でスペイン代表と対戦。延長戦の106分に決勝ゴールを許して0ー1で敗れ、前回大会に続く連覇の夢は露と消えた。
この大一番の行方を決定づけたのが、MFエンソ・フェルナンデスの痛恨レッドカードだった。ダブルボランチの一角として先発した25歳MFは、82分に判定に猛抗議をして1枚目のイエローカードをもらうと、延長戦突入が目前に迫った90+3分に軽率なプレーを犯してしまう。
ピッチ中央でのルーズボールの競り合いで、エンソ・フェルナンデスはスペインのDFパウ・クバルシに対して遅れてチャージ。クバルシの身体が宙に浮き、一回転して吹き飛ぶほどの激しいタックルを見舞ってしまったのだ。主審は迷わず2枚目のイエローカードを提示。リプレイで確認しても、先にボールに触れていたのはクバルシであり、エンソの左足と右膝が相手に激しく接触していたため、判定が覆ることはなかった。
退場劇に対し、イギリス・メディアや解説陣からは辛辣な意見が飛んでいる。イギリスの公共放送『BBC』はテキスト速報で、「エンソ・フェルナンデスがパウ・クバルシを完全に宙に吹き飛ばした。2枚目のイエローカードであり、非常に愚かだ」と速報。「アルゼンチンは自らを非常に困難な状況に追い込んだ。2枚目のイエローであることに疑いの余地はない。本当に愚行だった」と厳しく断じた。
「イエローをもらった状態でこんなことをしてはいけない」
さらに、同局で解説を務めた元イングランド代表のレジェンドたちも呆れ顔だ。エンソ・フェルナンデスはイングランド・プレミアリーグのチェルシー所属であり、彼らにとっても日常的にプレーを見ている馴染み深い選手。それだけに、名ストライカーのアラン・シアラー氏は「フェルナンデスはチームに多大な代償を払わせたかもしれない。レフェリーへの口答えという愚かな行為ですでにイエローをもらっていたのに。イエローをもらった状態でこんなことをしてはいけない。本当に愚かだ。なんて馬鹿げているんだ」と痛烈に批判した。
同じく元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏も「馬鹿げたタックルだね。少し遅れていた。イエローカードをもらっているのに、足を出して相手にレッドカードの隙を与えてはいけない。ただでさえスペインが優勢だったのに、これでアルゼンチンはさらに厳しい状況になった」と苦言を呈した。
また、2010年大会決勝で副審を務めた元国際審判のダレン・カン氏も「議論の余地はない。明確な2枚目のイエローであり、レッドカードは完全に正当だ」とジャッジを支持。元イングランド代表GKのジョー・ハート氏に至っては、「試合を通じて(退場の気配が)ずっとくすぶっていた」と、エンソ・フェルナンデスが終始冷静さを欠いていたことをズバリと指摘した。
レジェンドたちが指摘した通り、数的不利となったアルゼンチンは延長戦で防戦一方となり、ついに力尽きて失点。自滅に近い形での退場劇が、連覇を狙うチームにとって致命傷となってしまった。
