ブラジル苦戦「日本が強すぎたのはジーコのせい」 あわや敗退危機…地元メディア「なぜ教えたんだ」
ジーコ氏は現役時代の最後を鹿島で過ごし、後に日本代表監督も務めた
北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と日本代表が激突し、ブラジルが後半アディショナルタイムの決勝点で2-1の勝利を収めた。
ブラジルは勝利したとはいえ、先制を許すなど日本に苦しめられた。現地ファンの間では苦戦の原因は「日本が強すぎたのはジーコのせいだ」といった声が上がっていたようだ。
サッカー王国ブラジルが過去12勝2分1敗と大きく勝ち越してきた日本を相手にあわやというところまで追い詰められた。前半29分、中盤でのボールロストからMF佐野海舟に鮮やかな一撃で先制を許し、前半をビハインドで折り返す展開となった。後半に入ると選手交代を駆使してリズムを奪い返し、MFカゼミーロのヘディングゴールで同点に。日本の守護神GK鈴木彩艶のファインセーブなどに阻まれて勝ち越しゴールはなかなか生まれなかったが、終了間際にFWガブリエウ・マルティネッリが決勝点を挙げた。
ブラジル紙「Jarnal de Brasilia」は「ブラジルは日本を2-1で下して勝ち進んだが、ファンは安堵のため息をついた。日本の恐怖はあまりに大きかった」と日本の強さがブラジルを追い込んだとしたうえで結果をレポート。そして、インターネット上では「なぜ彼(ジーコ)は日本にサッカーを教えたんだ」「日本が強すぎたのはジーコのせいだ」といったブラジル苦戦の原因をジーコ氏になすりつけるジョークがファンの間で飛び交っていたと伝えた。
ブラジルサッカー界の紛れもないレジェンドであるジーコ氏は現役時代の最後を鹿島アントラーズで過ごし、後に日本代表監督も務めるなど日本サッカーの発展に大きく貢献。現在も鹿島のテクニカルアドバイザーを務め、日本との結びつきは強い。結果的にブラジルが勝利したため笑い話で済ますことができそうだが、反対の結果となっていれば神様ジーコ氏といえどファンからの風当たりはさらに強くなっていたのかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)

