W杯のウラで「Jリーグ」が大盛り上がり 意外にもウケた“苦肉の策”とは
W杯の裏で奮闘
サッカーW杯が始まったが、日本代表メンバーを見渡すと知らない人ばかりという方も多かろう。
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それもそのはず。登録メンバー26人のうち23人が海外でプレーしているのだ。
Jリーグ所属の3人にしても、大迫敬介(広島)と早川友基(鹿島)は控えGK、そして長友佑都(FC東京)はムードメーカーとしての招集だろうから、ピッチで躍動する姿は期待できそうにない。
ただ、Jリーグ自体は、W杯の裏で奮闘している。
6月13日、Jリーグオールスターが17年ぶりに開催され、国立競技場には6万を超える観衆が詰めかけた。

サッカーライターいわく、
「J1の東西各1チーム、J2・J3連合の東西各2チームの計6チーム、総勢197選手が集い、1試合30分のトーナメント方式を行いました。オールスターといっても、有名なのはカズこと三浦知良(59)くらいなんですが、ヘディングシュートをした際は場内がどよめきましたね」
苦肉の策
これまでJリーグは2月開幕・12月閉幕の「春秋制」だったが、今年から欧州リーグと同じく8月開幕・翌年6月閉幕の「秋春制」に移行する。そして、移行の狭間となる今年2月から6月までの5カ月間に行われたのが“百年構想リーグ”と銘打たれた変則大会だった。具体的には、J1の20チームを東西に分けてリーグ戦を行い、最後に1位同士、2位同士……が対戦して順位を決めた。
「短期で決着させるための苦肉の策でしたが、これがウケた。応援のための移動距離が短くなりますし、近県同士だとライバル関係だったりして盛り上がる。引き分けがなく、PK戦などで必ず決着がつくのも良かったみたいです」
1試合当たりの観客動員は6.7%増加したという。そういえば、野球のMLBも東西中地区ごとにリーグが編成されている。好評ならこれからも続ければいいのに、と思うのだが、
「FIFAの規格から外れるので、国際的にリーグとしての格が下がってしまうのです。例えばスコットランドリーグはリーグ戦後半から上位と下位に分かれて戦うという変則ルールなので、格式は低く見られてしまっています」
秋春制となるJリーグは8月8日に開幕する。
「週刊新潮」2026年6月25日号 掲載
