60代がこの10年で「やめてよかったこと」3つ。毎日の掃除機がけから卒業して心が軽くなった
年齢を重ねるにつれて、「当たり前に続けてきた家事や習慣」がふと重く感じることはありませんか。「無理をしてきた習慣が、知らないうちに自分を疲れさせていました」と話すのは、YouTube『60歳からの幸せライフ』で人気のライフさん。この10年でやめてよかったことを紹介します。

この10年で、少しずつ手放してきたこと
60代になった今、振り返るとこの10年は「やめること」を重ねてきた時間でした。増やすより手放すことで、気持ちも暮らしも整っていったように感じています。
私にとって大きかった3つの変化をお話しします。
1:毎日の掃除機がけをやめた

「掃除は毎日するもの」と思い込んでいた頃は、できないと落ち着かない気持ちになっていました。
しかし忙しくて掃除機をかけられなかった日に、それでも意外と気持ちよく過ごせたことがありました。その経験から、掃除の仕方を見直すようになりました。
今は、「食堂テーブルの上はふく」などポイント的に毎日のルーティンを残し、省ける掃除は翌日に回すなど軽くしています。
無理のないペースに変えたことで「やらなければ」という追われるような気持ちが減りました。暮らしに少し余白が生まれ、慢性的な疲れも軽減されている気がしています。
2:無理な人づき合いをやめた

10年以上前は人づき合いを大切にしたいと考えていました。そのため、誘われると断れず、気が進まない集まりにも参加していました。そのため、帰宅後に気疲れが残ることも。
あるとき、体調がすぐれないまま出かけて、帰ってからぐったりしてしまったことがありました。そのとき、「無理をしてすべての集まりに参加しなくてもいいのかもしれない」とつくづく感じました。

それからは薄い関係性の人と関わったり、気が進まない集まりに参加することはやめています。50代からは、好きな人たちと好きな頻度で会う。自分が心地よいと思える範囲で人と関わるようにしています。
今は人間関係で悩むこともなく、自然と心が穏やかになりました。
3:人と比べることをやめた

10年以上前までの私は、人と自分を比べて落ち込むことがよくありました。何気ない会話のあとでも「それに比べて私は」と考えてしまっていたのです。
そんなとき、久しぶりに会った友人の話を聞いて気持ちが沈み、帰り道で「どうして比べてしまうのだろう」と立ち止まったことがありました。長く専業主婦をしていたこともあり、働く女性たちがまぶしく見えたのだと思います。

でも、それをきっかけに、「人の生き方はそれぞれ違う」と考えるようになりました。60代で始めたYouTubeではシンプルな暮らしについて発信し、大勢の方に見てもらえたこともあって少しずつ自信をもてるようにもなりました。
今では人と自分を比べることが減り、自分の暮らしを心地よく整えることに目を向けられるようになっています。
やめることで、軽くなる

この10年で感じているのは、「やめること」は前向きな選択だということです。手放すことで、本当に大切なものが見えてきました。
当然と思っていた習慣や考え方に固執せず、少しずつでも見直していくことで、暮らしも気持ちも軽くなりました。家事でも人づき合いでも、少しでも無理をしている、いやだと感じていることがあれば、自分の体や気持ちを優先するのもひとつの方法かもしれません。
年齢を重ねた今だからこそ、「もち続けること」だけでなく「やめること」を選べるようになりました。ルーティンを「変える」のではなく「ラクにする」と考えると、気持ちのいい暮らしに変わっていくように思います。
