ベンチで厳しい表情の三浦監督(81)

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 「巨人6−0DeNA」(19日、東京ドーム)

 阿部巨人の積極走塁の前に沈んだ。立ち上がりから足でかき回されたDeNAは、守りがほころび3点を献上。三浦大輔監督は「ミスも絡んでの失点。結果的に見れば初回の3失点が重かった」と唇をかんだ。

 意表を突かれた。初回、2点を奪われてなお1死一、二塁からモンテスの一邪飛で二走の吉川がタッチアップ。無警戒だった一塁・オースティンは三塁へ悪送球し、3点目を失った。「スキがあった。ああいう細かいところをしっかりやっていかないと」と指揮官。立ち上がりに主導権を握られ、打線も散発4安打と沈黙した。

 3位・広島も敗れたのが、せめてもの救い。20日から2位・阪神との2連戦が控えるが、指揮官は「ミス絡みというのが流れを悪くするので、しっかりケアできるように。全員で集中してやっていきたい」と気持ちを切り替えた。