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富山市民病院はコロナ禍にともない休止していた緩和ケア病棟について「10月から病棟を再開する」と発表しました。

これは2日の富山市長定例会見で藤井市長が説明しました。

緩和ケア病棟は末期がん患者などの心と体の苦痛を緩和しながら、終末期の看取りまでを担う病棟です。

富山市民病院では新型コロナウイルス対応のため、3年前から緩和ケア病棟を休止していました。

施設の整備や医療スタッフの確保に目途がついたことから10月から全室個室の12病床で運用するということです。

藤井市長
「患者と家族の希望にできる限り添えるように、幅広く対応してきたい」

緩和ケア病棟に従事する医師はコロナ禍前から1人態勢となっていて、受け入れ病床数を減らしての再開だということです。