U-23フランス代表は11日、パリ五輪出場国のU-23ドミニカ共和国代表と国際親善試合を行って7-0の大勝を収めた。17日にU-23日本代表と最後のテストマッチを行い、自国開催のパリ五輪に臨む。

 オーバーエイジのFWアレクサンドル・ラカゼットが先発出場したフランスは、五輪初出場国のドミニカ共和国を圧倒。前半19分、MFジョリス・ショタールが左からクロスを上げると、ファーサイドにいたMFエンゾ・ミロがボレーシュートで合わせて先制に成功する。同29分には左サイドを駆け上がったDFアドリエン・トリュフォーのクロスをラカゼットがファーサイドで合わせて追加点。前半は2-0で終えた。

 後半3分にも左サイドから攻撃を仕掛ける。ペナルティエリア内で混戦を作ると、最後はラカゼットが豪快にゴールへ蹴り込んで3点差にリードを広げた。同6分には右サイドを抜け出したFWアルノー・カリムエンドのお膳立てでFWマイケル・オリーズが得点。その5分後にはオリーズが強烈なミドルシュートを突き刺して5点目を奪った。

 フランスはその後も攻撃の手を緩めず後半35分にMFマグネス・アクリウシェ、同45分にはMFラヤン・シェルキにもゴールが生まれてタイムアップ。今月3日のU-23パラグアイ代表戦でも4-1とゴールラッシュを見せており、好調を維持して日本戦を迎えることになった。