出廷した水原一平被告【写真:ロイター】

写真拡大

連邦地裁に出廷し、形式上無罪を主張した

 ドジャース大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告が14日(日本時間15日)、米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。約1か月ぶりに公の場に現れたが「一平めっちゃ痩せたな……」「水原一平さん、痩せたよね?」「変わったよね」とファンが“変化”に注目している。

 黒のスーツに白シャツ、ノーネクタイ姿で現れた水原氏。通常は一般人が法廷に入ることが許されるが、この日は急遽入ることが禁じらるという“異例の措置”もとられた。

 8日(同9日)に米連邦検察が、司法取引に応じ銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。この日は形式上、無罪を主張。後日有罪を認める見通しだ。集まった報道陣に対しては無言を貫いた。

 水原被告は開幕戦直後の3月20日、違法賭博に関与して大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)に米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追され、翌12日(同13日)にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。(Full-Count編集部)