YOKOHAMA, JAPAN - AUGUST 04: Yoshinobu Yamamoto #17 of Team Japan looks on before the game against Team Republic of Korea during the semifinals of men's baseball on day twelve of the Tokyo 2020 Olympic Games at Yokohama Baseball Stadium on August 04, 2021 in Yokohama, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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山本の獲得にはニューヨークの2チームだけでなく、多くの球団が関心を示している(C)Getty Images

　11月14日（日本時間15日）、MLB公式サイトは記事を配信し、ヤンキースがオリックスからポスティング・システムで米大リーグ移籍を目指す山本由伸に興味を示していると報じた。

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　同サイトは米メディア「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が「ヤンキースは先発投手の獲得に最も積極的な球団のひとつ。情報筋によればヨシノブ・ヤマモトらに早くから興味を示しているようだ」と話したことを引用し、ヤンキースが山本の獲得に熱心であることを伝えた。また、同記事では他球団も獲得レースに参戦し、最終的に右腕は2億ドル以上の契約を勝ち取るだろうと予想している。

　ニューヨーク放送局『SNY』の番組でも山本について取り上げ、ヤンキースとメッツの2球団による争奪戦を予想した。同番組に出演した『SNY』の記者を務めるアンディ・マルティーノ氏は「日本でヤマモトをスカウトした誰もが彼を気に入っている。（元サイ・ヤング賞右腕の）ティム・リンスカムよりもスピードがあるし、コウダイ・センガよりもはるかに優れている」と山本について紹介。「メッツもヤンキースも彼を本当に欲しがっている。両チーム（ヤンキースとメッツ）にフィットする選手だ」と話し、先発陣の補強を目指すニューヨーク2球団の争奪戦を示唆した。

　また、同番組に出演した元メッツGMのジム・デュケット氏は山本の契約内容について「夏にスカウトされたときにみんなが思っていたよりも、実際はもっと高額になるだろう」とコメント。さらに、「ヤンキース、メッツの他に、ジャイアンツ、ドジャース、ブレーブスも彼に興味を示しているようだ」と獲得に乗り出す球団を予想していた。

　NPBで圧倒的な成績を残し、メジャー挑戦を決断した山本由伸。多くのMLB球団が右腕に熱視線を送っているが、右腕は来季、どこの球団のユニフォームを着ているのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]