2022年10月7日に発売された「iPhone 14 Plus」のフォトレビューを済ませたので、次はApple公式が「ビデオ再生(ストリーミング)最大20時間」とうたうバッテリー性能を、実際に動画を再生したりさまざまな方法て充電したりして確かめてみました。

iPhone 14とiPhone 14 Plus - Apple(日本)

https://www.apple.com/jp/iphone-14/

早速iPhone 14 Plusと「iPhone 14 Pro Max」と「iPhone 14」を用意し、それぞれ満充電に。画面の明るさは最大にし、初期設定でオンにされていた明るさの自動調節と、光などを感知して画面の色合いを調整する「True Tone」をオフにしました。

その状態で、NASAがYouTubeで24時間配信している「NASA Live: Official Stream of NASA TV」をYouTubeアプリで再生し続け、バッテリーの消費速度を確かめてみました。なお、音量は0〜16段階あるうちの8に設定し、ネットワーク接続はモバイルネットワークではなくWi-Fiを利用しています。

視聴の様子をタイムラプスで撮影した様子がこんな感じ。3台置いているiPhoneのうち、上がiPhone 14 Pro Max、中央がiPhone 14 Plus、下がiPhone 14です。

「iPhone 14 Pro Max(上)」と「iPhone 14 Plus(中央)」と「iPhone 14(下)」でYouTubeを見続け、バッテリーの持続時間を確認してみた - YouTube

計測は18時3分にスタート。



最初に変化が訪れたのはiPhone 14です。計測開始から8時間25分で「バッテリー残量はあと20%です。」という表示が出現。



計測開始から9時間30分で、表示が「残り10%」に切り替わりました。



続いて、計測開始から10時間22分でiPhone 14 Plusに「残量20%」と表示されます。



その後間もなく、計測開始から10時間43分でiPhone 14の電源が切れました。



計測開始から12時間48分でiPhone 14 Plusもダウン。



iPhone 14 Pro Maxはもう少し長引き、計測開始から13時間21分で電源が切れました。



続いてApple純正ワイヤレス充電器のMagSafe充電機を用いて残量0%の状態から充電してみます。12時30分から充電を始めたところ……



3分後に端末の電源が付きました。



30分で23%まで充電され……



計測開始から1時間で46%に。



1時間30分で69%



2時間で89%



2時間27分で100%まで充電されました。なお、同じ条件で試したiPhone 14は2時間27分、iPhone 14 Proは2時間、iPhone 14 Pro Maxは2時間30分で充電されています。



次は最大30W出力が可能な「Anker 511 Charger(Nano 3, 30W)」を使って有線で充電してみます。



9時30分から計測を始め、間もなく電源が付きました。



その後30分で57%になり……



1時間で87%に。



1時間30分で98%まで充電され……



1時間42分で満充電となりました。なお、同じ条件で行った以前の計測ではiPhone 14は1時間33分、iPhone 14 Proは2時間26分、iPhone 14 Pro Maxは1時間46分で満充電となっていました。