キックス X FOUR スタイルエディション(画像: 日産自動車発表資料より)

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 日産自動車は19日、コンパクトSUV「キックス」のマイナーチェンジを発表、同日から全国のディーラーで発売した。ラインアップにはe-POWER 4WDも追加している。

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 現行のキックスは、2014年にコンセプトモデルとして世界初公開となり、2016年に海外市場でデビュー。2020年6月からは日本市場でも販売されている。日産独自開発であるハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載している。

 今回のマイナーチェンジでは、第2世代のe-POWER搭載を搭載。モーター出力が約5%、最大トルクは約7%アップしたという。低速走行でエンジン始動頻度が抑制できるようになったため、静粛性も向上している。アクセル操作だけでスピードコントロールができる「e-Pedal Step」も、操作性がスムーズになった。

 安全装備も拡充。インテリジェント アラウンドビューモニターに加え、コンパクトSUVとしては初めて、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)も全グレードに標準搭載した。

 ラインアップに新しく加わった「e-POWER 4WD」は、キックスの電動4輪駆動モデルである。4WDらしく悪路の走破性に優れているのが特徴だ。加えて市街地での乗り心地も向上しているという。コンパクトモデルらしい快適性に期待したい。  マイナーチェンジ後の価格、279万8,400円〜328万1,300円(いずれも消費税込)。