マンUのポルトガル代表のC・ロナウド【写真:Getty Images】

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新オーナー、C・ロナウドの代理人ジョルジュ・メンデス氏と会合

 イングランド1部チェルシーは、5月末にロマン・アブラモビッチ氏から、トッド・ベーリー氏らが率いるオーナーグループに経営権が移行した。

 2022-23シーズンに向けて補強を行うなかで、ベーリー氏がマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍を巡り、同選手の代理人と話し合いを持ったと英紙「メトロ」が報じている。

 チェルシーは、昨夏の移籍市場でイタリア1部インテルからベルギー代表FWロメル・ルカクをクラブ史上最高額の9750万ポンド(約162億円)で獲得した。しかし、ルカクはトーマス・トゥヘル監督の率いるチームにフィットせず、公式戦44試合出場15得点2アシストの記録にとどまり、すでにインテルへの復帰が合意に至ったと報じられている。

 新たなストライカーが必要となっているチェルシーは、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズス、同じくシティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンへの関心が報じられている。

 そうしたなか、ベーリー氏はC・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏と会合を行い、C・ロナウドの移籍の可能性について話し合ったという。2021-22シーズンのC・ロナウドは、ユナイテッドで公式戦38試合24得点を記録。個人的には結果を残したものの、クラブはプレミアリーグを6位で終え、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場を逃している。

 新シーズンへ向けた補強が進まないユナイテッドに対し、不満を募らせているという報道もあるC・ロナウドだが、新オーナーを迎えたチェルシーへ驚きの移籍をすることとなるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)