iOS15.4でバッテリー持ちが悪くなるって本当?9モデルのiPhoneでテスト
iOS15.4をインストールした9モデルのiPhoneでバッテリーの減りをテストした動画が公開されました。一部モデルで、前バージョンと比べてバッテリー消費が激しくなる傾向が見られました。
iOS15.4のバッテリー持ちを9モデルのiPhoneでテスト
日本時間3月15日に正式版が公開されたiOS15.4のバッテリー消費テストを、YouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。
テストに使われた9モデルのiPhoneと、新品時と比較したバッテリー容量は以下のとおりです。
テストは、iOS15.4へのアップデートから電源に接続した状態で2日間経過後に、画面の明るさを25%に統一して画面の明るさの自動調整はオフにした状態で、ベンチマークテストアプリ「Geekbench 4」のバッテリーテストでバッテリー残量が0になるまでの時間とバッテリースコアを計測する方法で実施しています。
バッテリーテストの結果はこちら
各モデルの、バッテリーの持続時間とバッテリースコアはこちらです。
iPhone SE(第1世代)とiPhone6sのスコアはこちらです。iPhone SEは直前のiOS15.3.1と変化なし、iPhone6sはスコアが伸びています。なお、iPhone6sは先日のiOS10〜iOS15のバッテリー持続時間比較テストの際、バッテリーを新品に交換しています。
iPhone7とiPhone8のスコアはこちらです。両モデルとも、iOS15.3.1と比べて若干の改善が見られます。
iPhone XRとiPhone11の結果はこちらです。両モデルとも、iOS15.3.1で低下したスコアがiOS15.4ではiOS15.3と同等に改善しています。
iPhone SE(第2世代)のスコアは、iOS15.4で大きく伸びています。
iPhone12とiPhone13では、従来のモデルとは様子が大きく変わり、iOS15.3.1からスコア低下がみられます。
SNSでもiOS15.4でバッテリー持ち悪化との声
iAppleBytesは、iOS15.4のバッテリーテスト結果について「古いiPhoneを使っている方はラッキーだが、iPhone12とiPhone13ではそうでもない」とコメントしています。
なお、一部のユーザーはソーシャルメディアで、iOS15.4へのアップデート後にバッテリー消費が激しくなったと報告しており、5G接続が関係しているのではないかとの声もあがっています。
iAppleBytesが公開した動画はこちらでご覧ください。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)