Sexy Zoneの中島健人が10日、動画配信サービスNetflixが開催するラインナップ発表会『Netflix Festival Japan 2021』にて行われたNetflix映画『桜のような僕の恋人』舞台挨拶に、共演者の松本穂香、深川栄洋監督と共に出席した。


本作は、2017年に発売されると“泣ける恋愛小説”としてベストセラーとなった宇山佳佑による同名小説を、映画『神様のカルテ』などの深川監督で実写化。中島は、松本扮する美容師・美咲に恋をし、彼女にふさわしい人間になるために、諦めかけていたカメラマンになるという自分の夢に向かって歩み出す主人公・朝倉晴人を演じる。



世界中でネット配信を観ているファンに向けて中島は「世界中の皆さん、貴重な時間を僕たちと共有していただきありがとうございます」と挨拶。以前から「原作のファン」と公言していた中島だが「2019年の夏に、小説のなかで素敵な恋愛ができないかなと書店をめぐっているとき、表紙が目につき読んだんです」と原作との出会いについて述べると「とにかく本がびしょびしょになるぐらい泣いてしまいました。こんな素敵な本に巡り合えたのは人生で初めて。そんな作品の実写化でオファーをいただくなんて本当にビックリで『ボクにも桜が咲くんだ』って思いました」と語っていた。


中島と松本は本作が初共演。中島は「穂香さんは常に現場に美咲さんとしていてくださったので、僕も晴人としていることができました」と松本に感謝を述べると、松本も「普段の健人くんはプロとしてキラキラしているのですが、晴人くんの時間はキラキラオーラをなくして現場にいるんです。この人は本当に素晴らしい方だなと思いながら、美咲として晴人くんと生きることができました。健人くんのおかげです」と中島に最大級の賛辞を送っていた。


また、劇中、中島演じる晴人は、美咲と出会ったことで、諦めていた夢を再び追いかける。そんな出会いについて聞かれた中島は「僕はジャニー喜多川社長です」と即答すると「ジャニーさんに出会ったことで、人生が変わったと思った瞬間はたくさんありました。かなり怒られたことも多かったですが、その時間があったからこそ、いまの自分がいるんです」と断言。


さらに中島は「ジャニーさんの言葉で一番印象に残っているのが、ある作品で『ユーは役者だよ』とおっしゃってくれた言葉です。いまこうして素敵な作品を背負えていることも、ジャニーさんへの恩返しになったと思います」としみじみと語っていた。


最後に中島は「一瞬一瞬の時間を改めて大切だと思える映画になっています。いま目の前にいる人、これから出会う大切な人に向き合ってもらえるきっかけになれば」と作品に込めた思いを伝えていた。


Netflix映画『桜のような僕の恋人』は2022年3月24日より配信。