栗田工業(6370)、18期連続となる「増配」を発表し、 配当利回り1.42%に! 配当額は18年で4.5倍に増加、 2022年3月期は前期比6円増の「1株あたり72円」に!
栗田工業は、2022年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2021年5月6日の15時に発表した。これにより、栗田工業の配当利回り(予想)は1.26%⇒1.42%にアップし、”18期連続増配”の見通しとなった。
栗田工業が発表した2021年3月期の決算短信によると、2022年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「36円」、期末配当(3月)が「36円」、合計の年間配当額は「1株あたり72円」となっている。
栗田工業の2021年3月期の配当は「1株あたり66円」だったので、前期比で「6円」の増配となる。なお、2021年3月期の配当についても、予想配当の「1株あたり64円」から「1株あたり66円」に増配されている。今回の一連の増配発表によって、栗田工業の配当利回り(予想)は1.26%⇒1.42%にアップすることとなった。
【※関連記事はこちら!】
⇒「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!
栗田工業は利益配分について、「安定配当の継続」を基本方針とし、「配当性向30%〜50%」を目安に、「毎年の業績変動に柔軟に対応するため直近5年間通算での配当性向により判断し、増配の継続に努める」としている。また、栗田工業の2022年3月期の業績予想は、前期比で「増収・増益」となっていることから、堅調な業績予想を背景に、今回の「増配」が決まった形だ。
栗田工業の過去20期の配当の推移は?
| ■栗田工業(6370)の過去20期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 2003/3 | 16円 | 2013/3 | 42円 | |
| 2004/3 | 16円 | 2014/3 | 44円 | |
| 2005/3 | 18円 | 2015/3 | 46円 | |
| 2006/3 | 22円 | 2016/3 | 48円 | |
| 2007/3 | 28円 | 2017/3 | 50円 | |
| 2008/3 | 32円 | 2018/3 | 52円 | |
| 2009/3 | 34円 | 2019/3 | 54円 | |
| 2010/3 | 36円 | 2020/3 | 62円 | |
| 2011/3 | 38円 | 2021/3 | 66円 | |
| 2012/3 | 40円 | 2022/3 | 72円 (予想) | |
栗田工業は、2005年3月期以降、連続増配を継続しており、2022年3月期の配当予想「1株あたり72円」が予想通りに実施されれば、”18連続増配”を達成することになる。
【※関連記事はこちら!】
⇒「連続増配株ランキング」ベスト20![2021年最新版]31期連続増配の「花王」、21期連続増配で利回り4%超の「三菱HCキャピタル」など、おすすめ増配銘柄を紹介
また、栗田工業の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2004年3月期から2022年3月期までの18年間で、栗田工業の年間配当額は「1株あたり16円」から「1株あたり72円」まで、4.5倍に増加している。
【※関連記事はこちら!】
⇒「配当利回りが高い株」に投資するより重要なのは、「増配傾向にある株」を選んで投資をし続けること! 実現間近の「配当でモトを取る」途中経過も大公開!
配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、栗田工業の株価は2004年3月の終値1375円から発表当日(2021年5月6日)に記録した年初来高値5110円まで、3.7倍に上昇している。
■栗田工業(6370)の株価チャート/月足・20年
栗田工業の配当利回り、配当+株主優待利回りは?
栗田工業の2021年5月6日時点の株価(終値)は5060円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※栗田工業の配当利回り】
株価:5060円
年間配当額:中間36円+期末36円=72円
配当利回り:72円÷5060円×100=1.42%
栗田工業の配当利回りは1.42%。2021年4月の東証1部の平均利回りは1.86%(配当実施企業のみ)なので、栗田工業の配当利回りは「やや低め」と言える。
【※関連記事はこちら!】
⇒「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2021年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!
また、栗田工業は保有株式数と継続保有期間に応じて「水のクリタのうまい水」が貰える株主優待を実施している。
| ■栗田工業(6370)の株主優待の内容 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 継続保有期間 | 株主優待内容 |
| 3月末・9月末 | 100株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 1セット(1800円相当) |
| 1000株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 3セット(5400円相当) | |
| 3年以上 | 水のクリタのうまい水: 3セット(5400円相当) +1セット(1800円相当) | ||
| 5000株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 6セット(10800円相当) | |
| 3年以上 | 水のクリタのうまい水: 6セット(10800円相当) +2セット(3600円相当) | ||
栗田工業の2021年5月6日時点の株価(終値)は5060円、配当利回りは1.42%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(100株保有時・保有期間3年未満)】
投資金額:100株×5060円=50万6000円
優待品(水のクリタのうまい水):1800円相当
株主優待利回り=1800円÷50万6000円×100=0.36%
配当+株主優待利回り=1.42%+0.36%=1.78%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(1000株保有時・保有期間3年未満)】
投資金額:1000株×5060円=506万円
優待品(水のクリタのうまい水):5400円相当
株主優待利回り=5400円÷506万円×100=0.10%
配当+株主優待利回り=1.42%+0.10%=1.53%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(1000株保有時・保有期間3年以上)】
投資金額:1000株×5060円=506万円
優待品(水のクリタのうまい水):5400円相当+1800円相当=7200円相当
株主優待利回り=7200円÷506万円×100=0.14%
配当+株主優待利回り=1.42%+0.14%=1.56%
栗田工業の「配当+株主優待利回り」は、100株・3年未満保有時で1.78%。決して高利回りとは言えないが、栗田工業は2022年3月期で”18期連続増配”を達成する見込みなので、今回の増配を機に長期保有を検討する価値は十分にありそうだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒【5月の株主優待の内容&利回りを調査(2021年版)】高利回りのハニーズHDやタマホーム、今回から5月優待になったブックオフグループなど、注目銘柄を紹介
栗田工業は、水処理薬品・水処理装置の製造販売を行う会社。アジアや北米を中心に海外展開もしている。2022年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高3.1%増、営業利益1.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益10.5%増と堅調(すべて前期比)。
【※関連記事はこちら!】
⇒配当が減らない“隠れ増配株”ランキング上位20銘柄を紹介! 減配をせずに、配当を維持・増配し続けている「非減配」期間が長い優良な安定配当株ランキング!
| ■栗田工業 | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| 機械 | 6370 | 東証1部 | 72円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 5060円 | 100株 | 50万6000円 | 1.42% |
【※栗田工業の最新の株価・配当利回りはこちら!】 | |||
| ※株価などのデータは2021年5月6日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 | |||
