【ファンキー通信】油断大敵! 五月病の次は、六月病、九月病・・・

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 皆さん、「五月病」って知ってますか? ゴールデンウィーク明けに突如襲ってくる、あの病気。「体がダルい」、「やる気が起きない」、「会社に行きたくない」・・・。そんな経験、皆さんにもあるんじゃないでしょうか?

 でも、五月病ってそもそもどんな病気なんでしょう?

 「4月は進学や就職など、生活環境の変化が多くなる時期です。また、季節の変わり目で自律神経の調節が困難になり、体調も崩しやすくなります。そんな中、新しい環境に馴染めず、知らないうちに蓄積されたストレスが、うつ状態を引き起こします。これを、五月病と呼びます」(横浜市某クリニック院長)

 とはいえ五月病は正式な医学用語ではなく、決まった定義や概念があるわけではないそう。医学的には軽症うつ病や適応障害などと考えられているんだとか。

 院長いわく、「心療内科への受診が増えるのは3月〜5月。9月〜10月にも生活環境の変化や夏休み・お盆休みなどといった長期休暇の後で、同様の症状を訴える方が増えます。タイプとしては、真面目で責任感や向上心が強く、高い目標を掲げて、それが遂行できないと自分を責めてしまうような人が多い」のだそう。

 学生にとっては五月病だけど、新社会人にとってはちょうど新人研修が終わる6月頃に症状が起きるので、六月病。人事異動が第二のピークを迎える9月頃に同様の症状を訴える人が多いので、それが九月病、十月病。「症状が重い場合は心療内科や精神科の受診がお勧め」(同)とはいうものの、こんなに年中病んでいていいのでしょうか・・・!?

 ちなみに、こんな造語チックな病気と症状、ファンキー通信風にもちょっぴり考えてみました!

・4月病「今年こそ! という根拠のない勢いとともに張り切りすぎてしまう。よくある 症状が大学での過剰な授業申請(⇒後に後悔。これが五月病の症状を重くする)」
・5月病「前述の通り。6月、9月、10月、1月も同様」
・7月病「梅雨が長引き、風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みしたくなる憂鬱な 気分になる」
・8月病「暑さに負ける。寒さが厳しくなりはじめる11月も同様」
・12月病「イベントの多さに我を忘れ、その後の社会復帰が困難、億劫になる」
・2月病「インフルエンザ(気をつけましょう!)」
・3月病「卒業のシーズンを迎えるとともに完全燃焼。思い出が捨てきれず、未来を考え ることができなくなる」

 って、こんな感じでしょうか!? 心当たりがある人もない人も、心身の調子が悪くなったら病院へGO!(清川睦子/verb)