“冷蔵庫の配達人”から7年でセリエAの舞台へ!29歳ブラジル人FWの知られざるシンデレラストーリー
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が8月31日、新シーズンからセリエAに昇格するクロトーネの所属選手、ブラジル出身のFWジュニオール・メシアスの経歴を紹介した。
サッカー選手になろうと22歳でイタリアに来たメシアスだが、滞在許可証を得ることができず、養わなければならない家族もいるという苦境に陥った。「ウチに来てくれれば、仕事を紹介する」と誘われたメシアスは、冷蔵庫の配達人として仕事をしながらアマチュアチームでプレーを始める。
サッカーに専念する機会をもらったメシアスは、シーズン21ゴールと活躍する。翌年からセリエD(4部)でも得点を量産し、2017-18シーズンにリーグ優勝。2018-19シーズンにセリエC(3部)でも活躍し、2019年にセリエB(2部)のクロトーネへの移籍を勝ち取った。
12月に初ゴールをマークしたメシアスは、セリエBで6ゴールを記録し、チームの昇格に貢献。イタリアに渡って7年、ついにセリエAという大舞台でプレーするチャンスを手に入れたのだ。まさにシンデレラストーリーと言えるだろう。
『Gazzetta dello Sport』は、セリエA初挑戦に加え、ポジション争いもあることから、メシアスが厳しい戦いを強いられる可能性もあると指摘する。だが、それは本人も承知のはずだ。29歳の苦労人は、憧れの舞台で結果を残すことができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
