オリ山岡&巨人菅野は上々、西武ニールは課題… 12球団開幕投手の調整は順調か?
巨人菅野は2日の西武戦に投げて4回2安打1失点と好投
6月19日についに開幕を迎えるプロ野球。新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期で実に3か月遅れで待ちに待ったシーズン開幕を迎えることになる。
現在、各球団はそれぞれ練習試合を通して2週間後に迫る開幕に向けて調整を進めている。東日本に本拠地を置く8球団が関東に、西日本に本拠地を置く4球団が関西に集まって実戦を戦っており、各球団の開幕投手たちも調整のマウンドに上がっている。
そこで12球団の開幕投手たちの対外試合初登板に注目。順調な調整ぶりを伺わせた投手、いささかの不安を残した投手、それぞれの調整登板を振り返ってみたい。まずはセ・リーグから。
【セ・リーグ】
巨人:菅野智之投手
2日・西武戦 4回2安打(1被本)0四球5三振1失点 47球
DeNA:今永昇太投手
5日・日本ハム戦 3回3安打1四球3三振3失点 45球
阪神:西勇輝投手
5日・ソフトバンク戦 5回5安打(1被本)0四球4三振2失点 70球
広島:大瀬良大地投手
5日・オリックス戦 4回2安打1四球6三振0失点 70球
中日:大野雄大投手
4日・ヤクルト戦 3回2安打0四球3三振0失点 47球
ヤクルト:石川雅規投手
5日・巨人戦 5回2安打1四球1三振0失点 61球
40歳で開幕投手を託されたヤクルト石川も順調か
12球団の開幕投手で先陣を切って調整登板のマウンドに上がったのは巨人の菅野。練習試合が始まった2日の西武戦に先発すると、4回を投げて2安打、5つの三振を奪う好投を見せて順調な調整ぶりを披露した。球数は47球と少なく、残りの練習試合期間で1、2試合程度、登板するのだろう。続いて登板したのは中日の大野雄。4日のヤクルト戦で3回を投げて、こちらも2安打無失点と好投し、調整は順調か。
開幕までちょうど2週間となる5日にはセ・リーグで4投手が調整登板した。40歳で開幕投手を託されるヤクルトの石川は5回を投げて、巨人打線をわずか2安打に封じる貫禄の投球。広島の大瀬良も4回を投げて6つの三振を奪う内容で状態は問題なさそうだ。
阪神の西はソフトバンク戦に登板して5安打2失点。柳田に低めのボールをスタンドに運ばれる一発こそ食らいはしたものの、内容としては悪くなく、しっかりと調整進んでいるだろう。少しばかり不安を残したのはDeNAの今永。初回にいきなり王柏融に一発を浴びるなど3点を失った。ただ、2回、3回は3人で片付けており、久々の対外試合登板だったことも影響したようだ。
オリックスの山岡は早くも7回を投げてわずか1安打の好投
【パ・リーグ】
西武:ザック・ニール投手
5日中日戦 5回9安打(2被本)1四球1三振5失点 83球
ソフトバンク:東浜巨投手
6日阪神戦 3回8安打(2被本)1四球4三振4失点 75球
楽天:則本昂大投手
5日ロッテ戦 3回3安打(1被本)1四球0奪三振1失点 43球
ロッテ:石川歩投手
6日楽天戦 3回3安打0四球2三振0失点 45球
日本ハム:有原航平投手
5日DeNA戦 3回2安打3四球2三振0失点 49球
オリックス:山岡泰輔投手
5日広島戦 7回1安打1四球5三振0失点 81球
パ・リーグでは5日に4人、6日に2人の開幕投手がマウンドに上がった。その中で圧巻だったのはオリックスの山岡だ。5日の広島戦で先発すると、再開された対外試合では初登板だったにも関わらず、7回まで投げて、わずか1安打に封じる快投。球数も81球となっており、次回の登板で100球程度を投げれば、開幕に向けて万全の状態を整えられるだろう。
楽天の則本昂は5日のロッテ戦で先発して3回を投げて、3安打1失点とまずまず。新たな投球フォームも披露した。次回登板で7、80球以上を投げて開幕に向けて仕上げることになるだろうか。一方で、日本ハムの有原はDeNA戦で3回無失点ながら、3四球と制球面に課題。西武のニールは中日を相手に2本の本塁打を浴びるなど9安打で5失点と不安を残す内容となった。
6日にはロッテの石川、ソフトバンクの東浜が登板。石川は楽天戦で3回を投げて3安打無失点とまずまず。東浜は2本の本塁打を浴びるなど、阪神打線に8安打を許して4失点。3回までに75球を要して、課題を残す結果となっている。
一通り各開幕投手たちは対外試合に登板した。6月19日の開幕戦まで調整登板はあと1回、ないし2回あるかどうか。わずか2週間しかない対外試合登板で、開幕に向けて調整するのは難しいもの。残る試合でどれだけ仕上げられるか。それぞれの調整に注目だ。(Full-Count編集部)
