窮地に立たされているレアルのジダン監督 photo/Getty Images

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今夏チェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールなどを獲得し、充実の陣容で開幕を迎えたはずのレアル・マドリード。しかし、リーグ戦が開幕してからは1勝2分と期待されていたような新シーズンのスタートを切ることはできていない。昨季途中、ジネディーヌ・ジダン監督が復帰したことで彼らが競争力を取り戻すと考えていたファンもさすがに不信感を抱き始めたことだろう。

今夏のプレシーズンでも同都市のライバルであるアトレティコ・マドリードに3-7の大敗を喫したレアル。第一次政権時、チャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げたジダン監督はなぜここまでチーム立て直せないのか。スペイン『EL PAIS』も不安を募らせている。

同メディアは「ジダン、突然の摩耗」と題し、指揮官がレアルを再建できていない現状を特集。この状況に陥ったのはジダン監督が逆境に慣れていないせいだと分析し、輝かしい実績の裏で彼は苦しい時間を過ごした経験があまりにも少ないと指摘している。

第一次政権時、ラファエル・ベニテス監督からバトンを受け取った際には自身の色を打ち出して窮地のレアルを救ったジダン監督。しかし、彼が変革を成し遂げたのはこの1回のみといって差し支えないだろう。相手に対応したリアクションスタイルも取り入れたとはいえ、似た手法でまた勝利を積み重ねていくことは現代サッカー界において難しい。初めての監督挑戦で大きな栄光を掴んだことが、逆に足枷となってしまっているというのだ。

はたして、ジダン監督はこの難局を乗り越えることができるのか。レアルがまた競争力を取り戻すためには、このレジェンドが指揮官としてもう一皮むけることが必要となってくるかもしれない。

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