写真:AFLO

 Aカップでりんご1個。Eはパイナップル1個。Hなら赤子一人分とも……。かつて、赤子一人分の重さを胸に抱えるテニス選手がいた。それは、シモナ・ハレプ(26・ルーマニア)だ。

 ボールを打つたびに弾けるように揺れる胸に悩まされていた彼女は、2009年にHカップをDカップ(ともに推定)に小さくするという “縮胸手術” に踏み切った。

 それが功を奏したのだろうか、彼女の世界ランキングは300位台から急上昇。10月8日までおこなわれた「チャイナ・オープン」で準優勝を収め、直後のランキングでついに世界1位に輝いた。

 頂点に上りつめたが、4大大会での優勝は果たしていない。胸に秘めた夢はまだまだ大きい。
(週刊FLASH 2017年10月31日号)