マリナーズ・岩隈久志【写真:田口有史】

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今季15試合目の登板、8月以降は5勝1敗

 マリナーズ岩隈久志投手が6日(日本時間7日)、敵地でのアスレチックス戦で7回途中を5安打3奪三振1失点と好投し、7勝目(3敗)を挙げた。3-2で勝利したマリナーズは5連勝となった。

 今季15試合目の登板に臨んだ右腕は2回まで無失点で切り抜けると、3回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、3番ボートを空振り三振に仕留める。

 マリナーズ打線は5回に1死満塁とするとマルテの打球はライト前に落ち、1点を先制。さらにシーガーのセンターへの犠牲フライなどで2点を加点し、この回3点を奪った。

 援護を受けた岩隈は5回、6回と三者凡退で打ち取ったが、7回1死からバトラーにバックスクリーン右に運ばれ、この日初の失点。続くクリスプに左前打を浴びたところで降板した。

 マリナーズはその後、救援陣がリードを守り、3-2で勝利。岩隈は6回1/3を1失点に抑える好投を見せて7勝目を手にした。この日は79球を投げストライクは52球。8月以降は5勝1敗で防御率は4.03となっている。