最後の出演となったMステで番組から花束を贈呈されたことを報告する道重さゆみ。写真は道重の公式ブログのキャプチャー画像

 来月26日開催の横浜アリーナ公演をもってモーニング娘。’14を卒業する道重さゆみ(25)が24日、同グループ在籍では最後の出演となるテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜午後8時)でスペシャルメドレーを披露した。

 司会のタモリとの最初の出会いは13歳の頃だったという道重。歴代メンバーの中でも在籍年数が最も長く、これまでリリースした57枚の作品のなかで39枚に参加。在籍最後の作品となったシングル『TIKIBUN/シャバダバドゥ〜/見返り美人』ではオリコン週間ランキング初登場2位に、リーダー就任以降すべての作品でトップ3入りさせる快挙を成し遂げた。

 モーニング娘。を再ブレイクさせた功労者とも讃えられる道重にとっては在籍最後のMステ。歌唱前のトークでは「25歳にもなったので可愛さのピークが今年かなと思った。やっぱりアイドルは可愛いうちに卒業した方が良いかなと思って。花が咲いているうちに、散る前に卒業することを決めました」と卒業理由を説明。

 タモリからは「デビュー当時から自分が一番可愛いって言い張ってたよね」と質問されると、「今でも十分可愛いと思っています」と返し、更には「タモリさん見ていてください、可愛いさゆみを」と“道重らしさ”言葉を残してステージへと向かった。

 最後のパフォーマンスでは、「私にとってラストの出演となります。この10人の最高のパフォーマンスを届けます」と語ってから、リーダー就任後最初の楽曲で、モー娘。の評価を挙げたフォーメーションダンスのきかっけとなった楽曲「One・Two・Three」と、在籍最後の新曲「TIKI BUN」をスペシャルメドレーで披露した。

 パフォーマンスを終えた道重は、目に涙らしき光るものを浮かべつつも笑顔を見せ、番組終了間際には「緊張しました。最後にタモリさんに可愛いと言ってもらえて嬉しかった」と語った。

 道重は25日未明に更新したブログでもこの最後の出演に触れ「この10人ラストのミュージックステーション…心から楽しめました!いや、、緊張はめちゃくちゃしたんですけどね(笑)でも、緊張感もありつつ、ファンのみなさんがいてくれる中でのパフォーマンスって事もあり、安心感の中で伸び伸びとした10人を見てもらえたんじゃないかなぁと思っています」と綴った。

 また、番組の思い出を浸りながら「ミュージックステーションさん、今までありがとうございましたっ!今後もモーニング娘。よろしくお願いします!タモリさんも、いつも本当に優しくしてくださって感謝です。ありがとうございました!」と綴るとともに、ファンに向けて感謝の言葉をしたためた。