アルゼンチン代表は5日のワールドカップ(W杯)準々決勝で、ベルギー代表に1−0と勝利を収めた。1990年イタリア大会以来となる24年ぶりのベスト4進出だ。先人たちに成し遂げなかったことを達成したアレハンドロ・サベージャ監督は、次のように話した。

「我々はルビコン川を越えた。これからどうなるかを見てみよう。チーム、国民、私の家族のことを考えると、非常に幸せだ。バランスやプレー内容から、今大会の我々のベストゲームだった」

前半途中に負傷交代したFWアンヘル・ディ・マリアについて、サベージャ監督は「我々にとって非常に痛手となる負傷だ。様子を見よう」と述べた。だが、アルゼンチン代表のドクターは、肉離れの印象を持ったと明かしている。その場合、ディ・マリアのW杯はここで終わりだ。

一方、決勝点を挙げてマン・オブ・ザ・マッチに選出されたFWゴンサロ・イグアインは、次のようにコメントしている。

「とてもうれしい。でも、ゴールの前も僕はすごく落ち着いていた。このグループはこれだけのことにふさわしいんだ。僕らは長いこと準決勝にたどり着けていなかった。国民のためにもうれしいよ。大事なタイミングで僕のゴールが決まってくれた。うれしいよ」