モナコでは26日、2010-11シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグの組み合わせ抽選会が行われた。その際、昨シーズンのCLで見事な活躍を見せた選手たちの表彰も行われている。年間最優秀選手、年間最優秀GK、年間最優秀DF、年間最優秀MF、年間最優秀FWのすべての賞が、インテルの選手に渡った。

同賞の投票権を持つのは、昨シーズンのCLでベスト16に進出したクラブの指揮官で、各々がベスト3まで投票できる。1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントとして計算され、各ポジションの最優秀選手を決定する形だ。

GKのポジションでは、ジュリオ・セーザルが他の守護神を圧倒。42ポイントを獲得し、2位のビクトール・バルデス(バルセロナ/15ポイント)、3位のウーゴ・ロリス(リヨン/14ポイント)に大差をつけた。

DF部門は接戦になったものの、マイコンが24ポイントで最優秀DFになっている。他の候補では、ジェラール・ピケ(バルセロナ)が21ポイント、ルシオ(インテル)が16ポイントを獲得した。

MF部門も混戦となっているが、やはりインテルから受賞者が出ている。ヴェスレイ・スナイデルは24ポイントを獲得し、22ポイントのシャビ(バルセロナ)や15ポイントのアリエン・ロッベンを上回った。

FW部門では、ディエゴ・ミリートが40ポイントを獲得し、2位のリオネル・メッシ(バルセロナ)に大きな差をつけた。3番手には、8ポイントを獲得したウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)がつけている。昨シーズン、インテルのCL制覇の原動力となったミリートは、年間最優秀選手にも選ばれた。