来シーズン残留なのか、それとも移籍するのかが注目されるバルサのエトー。バルサTDチキ・ベギリスタイン氏とミーティングを終えた代理人のホセ・マリア・メサジェス氏が、メディアの質問に応じた。

 約1時間半の話し合いをバルサのオフィスで終えたメサジェス氏はまず、「2010年6月までクラブとの契約が残っているというのを忘れてはいけない。エトーのバルサ残留を願う気持ちに変わりはない。非常に良いミーティングになったし、ポジティブだった」と語った。

 移籍の可能性については、「もし、ちょっと常識外れの人が来て違約金を払うのなら、それはそれで大歓迎だ。選手がもっと稼げるならね」と話している。エトーの希望はあくまで契約満了までバルサに居続けることのようだが、「オファーは聞く準備ができている」と移籍の可能性はゼロではないことも明らかにしている。

 最後にR・マドリー復帰があるかどうかは、「選手じゃないから私が答えることはできないが、もしR・マドリーが常識外れなことをすればないとは言い難い。ただそんな話題には一度もなったことがない」とコメントを残した。この先選手移籍市場がどんな動きを見せるかは不明だが、ひとまずエトーはバルサ残留の意志をクラブ側に伝え終わったということになる。

(スペイン通信)