レギュラー奪取にまでは至っていないものの、出場すれば確実に結果を残しているインテルのFWフリオ・クルス。チームが苦しい状態に追い込まれた時に、彼のような存在は心強い。ベンチもチームメイトも、こうした選手がいると精神的にも余裕が持てる。事実、彼によって救われた試合は少なくない。そんなクルスをチームはまだまだ必要と判断。インテルとの契約は今シーズンまでなのだが、クラブは2009年6月末までの契約延長を申し出て、あとはサインを残すのみという状況となっている。モラッティ会長も、少ない出場機会でもきっちり役割をこなす“仕事人”クルスを高く評価しており、「あと2シーズン、多大な貢献をしてくれるだろう」と契約の延長を喜んでいるそうだ。