今季4試合目で3敗目を喫したヴェルダー・ブレーメンだったが、この試合ではさらにマックス・クルーゼが負傷交代。その後クラブ公式にて「マックス・クルーゼは鎖骨を骨折し、本日ブレーメンにて手術を受けることになります」との発表がなされた。

これによりブレーメンはオフェンスの主軸を長期間失うことになり、最悪の場合はこのまま年内全休の恐れもでてきたことになる。

29歳の元ドイツ代表FWは、加入した昨シーズンの前半戦では、負傷のためにわずか7試合の出場にとどまっっていたものの、後半戦では17試合中16試合で出場を果たして13得点をマーク。最下位争いから欧州リーグ争いへと飛躍を遂げたチームの躍進に、多大なる貢献をしていた。

しかしこの試合の前半19分に、相手DFティロ・ケーラーから激しいタックルを浴びた同選手は、不運な形でピッチに転倒して負傷交代。チームメイトのフィン・バルテルスは「もちろん最悪さ。彼の離脱はあまりにも痛いよ」と肩を落とした。


その一方でこの試合では、今夏に獲得したイシャク・ベルフォルディがクルーゼに代わり出場。「いきなりの起用となってしまったが、多くの場面で彼のクオリティがみられたね」と、マネージャーのフランク・バウマン氏が評価したように、これからクルーゼが離脱している間は同選手が穴埋めを行うことになりそうだ。