ブラッド・ピット「僕にボリウッドはちょっと…」

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ハリウッド映画界を代表するトップ俳優として不動の人気を誇るブラッド・ピット(53)だが、インド映画界“ボリウッド”での活躍は「とてもじゃないけれど僕には無理だ」と語った。世界で通用する人気と実力を証明してきたはずの彼が、なぜこのようなコメントを放ったのか。

このほどブラッド・ピットがNetflix(ネットフリックス)の映画『ウォー・マシーン( 原題:War Machine)』のプレミアでインドを訪問。インド映画界ボリウッドが誇る大スター、シャー・ルク・カーンと対面し、こう話した。

「僕には、ボリウッドでの成功は無理ですね。」
「だって僕にはダンスなんてできないから。無理だよ、踊りは。」

するとカーンは「何をおっしゃるか」といった様子でこのように述べている。

「ボリウッドで、あなたを踊らせましょう。ええ、そうですとも、ここでは皆がダンスしないと。」
「歌と踊り。これはボリウッドでは欠かせないものなんだ。だから(踊れない)ブラッドは、ボリウッドから離れていてもらわなきゃ。」

しかしそんなブラッドも、48歳の頃に「インド映画は良い感じで成長しているね、僕もぜひボリウッド映画に出てみたい」と話していたのだが、その後5年で自分がボリウッド向きの役者ではないと気づいたもよう。ちなみにボリウッドはインドでも違和感なく活躍できるであろう“濃い系”ゼイン・マリクのボリウッド本格進出を望んでいるといい、「歌えて踊れる彼をぜひ」という声は多いようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)