年収5,000万。31歳外資系金融女性の外食生活

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2015年、ITバブル2000年以降、実に15年ぶりに日経平均2万円を超えた。いよいよ長期停滞した失われた15年のデフレを脱し、日本経済が再成長のスタート地点に立つ。そんなバブル再来の予感に心ときめくとある春の日。日本人の平均年収(約500万円)の10倍以上の年収を得る、浮世離れした女性に出会った。

(※写真は全て、智代さんからのご提供。)

春色のダイアンのワンピースで登場した智代さん(31)ネイルは、美しく整えられ、華奢な腕には、フランク・ミューラーの時計。可愛らしいルックスからは、想像できないが、実は大企業の役員並の年収を叩き出す。この世をば、我が世とぞ思っているであろう栄華を極める女性のレストラン事情を語ってもらった。

ー女性で、年収5,000万円強ってすごいですねー

智代:外資系金融に勤務して今年で9年目になります。年収は、ボーナスにも大きく左右されますが、平均して5,000万円から7,000万円くらいですね。同業の夫と結婚して、現在は、六本木にある某レジデンスに住んでいます。

1週間で外食費20万を超えることも。

ーそれだけ稼いでいたら、毎日フルコース三昧なのではー

智代:そんな食べてたら糖尿病になっちゃいますよ(笑)。健康維持のため、外食は週2,3回くらいにしてます。あ、でも先週はヘビーでしたね。

火曜日に銀座の『青空』でお鮨を食べたあと、23時から『マトラス』で飲み直して、帰宅は2時。

翌日は『六雁』、木曜日は帰宅時間がなかなか合わない夫と合流し『アフェット』で久しぶりにゆっくりと食事をしました。金曜は仕事が遅かったので、『こうもと』によって帰りました。

土曜日は18時から『カーザヴィニタリア』でごはん食べたあと、十番のバーで軽く飲んで帰りました。さすがに、この週は、外食費だけで20万はいきましたね。

最近ヒットだったレストランは『きた福』『すし通』『清壽』

ー1週間で20万?!それはすごいですね。その中でも、最近ヒットだったレストランはありますか?ー

智代:そうですね、先月行った赤坂の『きた福』は、美味しかったです。お刺身から鍋まで様々なタラバ蟹が楽しめるコースがメインのようですが、お願いすれば毛蟹に変更してくれます。食べきれないくらいたっぷりと身の詰まった大きな毛蟹を、心行くまで堪能できました。個室のみなのも良いですね。

あとは定番ですが、六本木の『すし通』もよかったです。

おまかせで、それぞれの魚にあった方法で手を加えたお鮨が楽しめました。おつまみも丁寧な仕事がされていて。大将が季節の魚や調理方法についてお話をしてくださるので、とても面白い。お店の佇まいも凛としていて、雰囲気も良いですね。

築地のてんぷらの『清壽』も好きです。衣の薄い上品な天ぷらで、あっさりしているので、女性でもコース全部食べられます。夜も遅くまで入れるのが嬉しいですね。

ーカジュアルなお店に行くこともありますか? ー

智代:カジュアルなお店だと『炭火焼肉 ゆうじ』が好きですね。ホルモンが有名ですが、私はあまり、ホルモンは好きじゃないのでお肉ばかりたべていました(笑)全てのお肉のクオリティが素晴らしくて。赤身から、サシが十分に入ったお肉までたくさんいただきました。
常連さんといかないとメニューが違う可能性ありますが、お店の方におまかせでも十分に色々な種類の部位を提供して下さいます。雰囲気はカジュアルなので、気心知れた仲間と行くのが楽しいお店です。