三陸鉄道岩手県宮古市)は17日、盛岡市内で取締役会を開き、今年度の決算見通しを明らかにした。8月の台風5号の豪雨の影響による運賃収入の伸び悩みや被災箇所の修繕費高騰などが響き、通年の経常損失は過去最大の7億1557万円に上り、最終利益は4925万円の赤字になるという。4〜8月の乗車人員は、前年同期比4・4%減の26万9165人。一方、訪日外国人客や4月に開業40周年を迎えたことなどによる観光