「紀州のドン・ファン」と呼ばれた会社経営者で資産家の野崎幸助さん(当時77歳)が残したとされる「遺言書」の効力が争われた訴訟の判決で、和歌山地裁は21日、「有効」と判断した。書面には少なくとも13億円に上る全財産を地元の和歌山県田辺市に寄付すると記されていた。高橋綾子裁判長は「本人の筆跡とみて相違ない」と判断した。【写真】紀州のドン・ファンの遺言書「全財産を…」判決などによると、野崎さんは2018年5月