蒸し暑さが夜まで続き、熱帯夜が増える季節。すでに寝苦しい日々を過ごしている人も多いだろう。熱帯夜による睡眠不足は夏バテを引き起こすだけでなく、日中の体温調整にも影響を与え、熱中症のリスクも高まるという。「こうしたリスクを避けるためにも、風呂はシャワーで済ませず、湯船にしっかりつかることが肝心です」そう呼びかけるのは、25年にわたり4万人以上の入浴を調査してきた温泉療法専門医で東京都市大教授・医学博士