織田信長/武田信玄などの武将が信仰した神社・武将が祀られる神社とは?【神社の話】

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織田信長/武田信玄などの武将が信仰した神社・武将が祀られる神社とは

戦国武将と関わり深い神社

神仏の罰など恐れない猛将のイメージが強い戦国武将ですが、実は信心深い人が多くいました。やはり日々命のやりとりをしていたので、武運長久や殺生の罪をすすぐことを祈らずにはいられなかったのでしょう。無神論者の先駆者のように語られることが多い織田信長でさえ、社寺の修築などを行なって功徳(くどく)を積んでいます。熱田神宮(愛知県名古屋市)の境内には、桶狭間での戦勝の御礼として信長が奉納した信長塀*があります。また、伊勢神宮や多賀大社へのお札の礼状が残されています。

信心深いことで有名だったのは、甲斐の名将・武田信玄です。信玄の軍旗には諏訪大社(長野県諏訪市)への信仰を示す「南無諏訪南宮法性上下大明神」という文字が書かれていました。信玄は戦いの前に諏訪大社でくじを引いて運勢を祈っていますし、娘の安産を冨士御室浅間神社(山梨県富士河口湖町)に祈願しています。

信玄の好敵手の上杉謙信は毘沙門天を信心していたことで知られますが、神社も崇敬していました。川中島の戦いに際しては武水別神社(長野県千曲市)に戦勝を祈っています。いろいろな神様が武将の崇敬を受けましたが、武門の神である八幡神はとくに篤く信仰されました。武水別神社も八幡神を祀る神社です。

戦国武将は神様としても祀られています。東照宮に徳川家康が祀られていることは、ご存じの方も多いと思います。これは家康の遺言に基づくものです。織田信長は建勲神社に、豊臣秀吉は豊国神社に祀られています(ともに京都市)。武田信玄は山梨県甲府市の武田神社、上杉謙信は山形県米沢市の上杉神社のご祭神となっています。

出典:『図解 眠れなくなるほど面白い 神社の話』