こたつで寝ていたら服の中にムカデが! 自然が身近な田舎暮らしを始めて自宅で常備するようになったものとは?【著者インタビュー】

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埼玉から京都の海沿いの村にUターン!
9年前、未就学児2人を連れて夫・タクちゃんの故郷である京都府北部、日本海に面した舞鶴市の村に移住したまりげさん。最初に住もうとしていた古民家は状態が悪く断念。新しい家を見つけたものの、住むには村の許可が必要で……。そんな移住時のエピソードから都会では経験したことのない台風被害、選挙活動や海岸の清掃も自分たちで行う村の生活まで。移住から8年間のドタバタな日々を一冊にまとめたのが『まりげ母ちゃんの全力日本海ライフ』(オーバーラップ)だ。
――第12話「家の中が浸水…」では、移住から数ヶ月して台風で家が床上浸水し、畑が被害を受けたというエピソードがありました。これだけの水害は珍しかったということですが、雪かきの話やクマが近くにいるなど、自然の驚異は都会とは比べ物にならないと思います。この時以外も自然の驚異を感じることはありますか?
まりげさん(以下、まりげ):毒を持った生き物が身近にたくさんいることです。こたつで寝ていたらムカデが服の中に入ってきたことがあります。この時は夫が火バサミで挟んで捕まえてくれたので怪我はありませんでした。しかしハチやクラゲに刺されたりすることもあるので、毒をすぐに吸い出せるようにポイズンリムーバーを家に常備するようになりました。
――都会ではあまり見られない自然災害への対策もありますか?
まりげ:海が荒れる前に、外海から多くの船が舞鶴湾内へ避難してきます。舞鶴湾は山に囲まれていて波が穏やかなため、避難場所のような役割を果たしているんです。夫は牡蠣の養殖などを行っているのですが、台風が近づくと、まず港に行って。桟橋につないでいる船が高波で沈まないように、風や波の向きを考えて船首の向きを調整します。自然の変化を早めに察して備えることが、日常の中で身についていると感じます。
取材・文=原智香
